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非常に甘い「とよたの梨」/豊田市長へ表敬訪問/JAあいち豊田梨部会

2024.09.27

 JAあいち豊田梨部会は9月27日、今年度の梨の仕上がりや情勢を報告するため、梨部会の梅村長史部会長らが豊田市役所とJAあいち豊田、愛知県豊田加茂農林水産事務所を表敬訪問しました。今年の梨は、夏の猛暑や8月の雨不足などの天候条件やカメムシの大量発生による被害に悩まされたが、糖度は十分にのり例年通りの品質に仕上がっています。
 この日は、梨部会の梅村長史部会長ら役員が豊田市役所を訪問し太田稔彦市長に梨「甘太」を手渡しました。「甘太」は高温下での栽培に強いことから栽培しやすい品種で、縦長の形や平均15度を超える高糖度が最大の特徴です。梨部会で取組み始めて3年目となり、徐々に出荷量を増やしている期待の品種です。その後は梨の出来や出荷状況を伝え、梅村部会長は「今年はさまざまな影響で栽培に苦労したが、消費者のおいしいという声が励みになる」と話しました。太田市長は梨を試食し、「甘太は非常に甘い。学校給食などを通して子どもや保護者の世代にも地元のものを旬の時期に食べる地産地食が定着するよう努めたい」と話しました。梨部会はその後、JAあいち豊田の石川尚人代表理事組合長、県農林水産事務所の辻武事務所長を同様に訪問しました。
 梨部会は40戸の農家が24.3ヘクタールで梨を栽培しています。今年は401トンを、豊田市をはじめ名古屋市や岡崎市、浜松市などの市場に「とよたの梨」として出荷する予定です。今後は、11月のジャンボ梨「愛宕」などの出荷が11月下旬まで続く予定です。

 

写真=豊田市長へ梨を手渡す梅村部会長(左から4番目)