JAあいち豊田いちご部会は1月20日と21日、イチゴの生育状況を確認するため部会員のほ場12カ所を巡回しました。秋ごろの育苗時期の気温が高かったことで定植が遅れ、出荷開始時期も全体的に遅れたが、生育は順調で病害虫被害も少なく品質の良い仕上がりです。2月や3月に向けて出荷が増える見込みです。
21日は、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員とJA職員が管内のほ場4カ所を巡回し、部会員にハウス内の設定温度などを聞き取りながら生育状況を確認しました。一部でアブラムシやハダニなどの害虫が見られたが、部会員の適切な防除で被害は少なかったです。今後も発生が懸念されるため注意するよう部会員に呼びかけまし。愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の小竹博之専門員は「今後は日照時間が長くなってくる。生育が旺盛になるので、かん水不足にならないよう注意してほしい」と話しました。
いちご部会は13戸の農家が約234アールで「紅ほっぺ」「章姫」「ゆめのか」「とちおとめ」を栽培しています。12月から出荷を始め、6月上旬まで続く予定です。
写真=生育状況を確認する部会員(左)と同農業改良普及課小竹専門員(右)