JAあいち豊田馬鈴薯部会は4月25日、3月中旬より定植したバレイショのほ場巡回指導会を開き、生育状況を確認して指導した。
この日は、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の職員とJA職員が部会員のほ場9カ所を巡回。葉や茎の状態を観察し、部会員にアドバイスをした。病害虫の被害は今のところなく生育状況はほ場によってさまざまだが、例年の巡回活動の甲斐もありおおむね順調。同農業改良普及課の西山彰宏主任専門員は「これから病害虫被害や天候に注意して、芋が日光にさらされることのないよう土寄せなどの作業を適切に行ってほしい」と話した。今後は芽かきや土寄せなどの作業を経て5月中旬に試し掘りを行い、収穫を迎える。
同部会は、豊田、猿投、小原、足助地域の農家11戸が合わせて64㌃でバレイショ「男爵」「キタアカリ」を栽培している。出荷先は豊田市内の学校給食が中心で、6月下旬から7月にかけて約5㌧の出荷を目指す。
写真=部会員とバレイショの生育状況を確認する指導員ら