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学校給食へ出荷/バレイショ目ぞろえ会/JAあいち豊田馬鈴薯部会

2025.06.02

 豊田市の学校給食への出荷を中心にバレイショを栽培するJAあいち豊田馬鈴薯部会は6月2日、豊田市上原町にあるJA猿投営農センターでバレイショの目ぞろえ会を開きました。部会員をはじめ市場関係者や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員、JA職員など合わせて11人が参加しました。
 この日は、部会員が持ち込んだバレイショをサンプルに出荷規格を説明。学校給食に出荷するバレイショの規格を中(100g以上180g未満)と大(180g以上260g未満)の階級に選別し、それ以外は地元の市場へ出荷します。部会員に生育状況を聞き、今年は出荷開始予定日を6月9日としました。農業改良普及課の西山彰宏主任専門員は「天気予報を参考に排水対策などをしっかり準備してほしい。収穫後は、日陰でなるべく風通しがよくなるように工夫して保管してほしい」と話しました。
 JA馬鈴薯部会は、豊田市の豊田、猿投、小原、足助地区の農家11人があわせて64㌃でバレイショ「男爵」「キタアカリ」を栽培し、今年は約5㌧の出荷を目指します。
 JAは行政とともに地産地消を推進し、主に学校給食へ出荷することで、次代を担う子どもたちに新鮮で安全な地元農産物を供給する取り組みを今後も続けていきます。

写真=出荷規格を確認する部会員ら