JAあいち豊田猿投西瓜部会は5月21日、スイカのほ場巡回を行い、生育状況を確認しました。生育状況はほ場や品種によってさまざまだが、病害虫の被害もなくおおむね順調。予定通り6月上旬の出荷を見込んでいます。
この日は、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の職員とJA職員が部会員のほ場8カ所を巡回。部会員の話を聞きながら、葉の色や病害虫被害がないかの確認や、実をコンコンと叩き音の状態を確認しました。JAの永井和貴営農アドバイザーは「これから気温が高くなり、雨が続くことも予想される。体調に気を配りながら、実の日焼けや水分量に注意して出荷を迎えてほしい」と話しました。今後は出荷目ぞろえ会を経て、6月上旬からの出荷を予定しています。
JA猿投西瓜部会は、猿投地区の農家8戸が合わせて6ヘクタールでスイカ「祭ばやし777(スリーセブン)」を中心に栽培しています。出荷は7月中旬まで続き、約25,500ケース(約306トン)を豊田や名古屋の市場へ出荷するほか、JA選果場の直売所をはじめ、JAネットショップ「MEKIKI」でも販売する予定です。
写真=部会員とスイカの生育状況を確認する指導員ら