JAあいち豊田なす部会は6月13日、豊田市高崎町にある豊田市公設地方卸売市場でナス「筑陽」の出荷目ぞろえ会を開きました。出荷規格を統一したほか、部会員に生育状況を確認し、早い人で6月15日からの出荷開始を決めました。
この日は、JAなす部会員18人のほかJAあいち経済連や市場関係者、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員、JAの担当者ら合わせて38人が参加しました。市場関係者が他産地の出荷状況を説明し、サンプルのナスを見ながら、形状や傷の有無、箱詰方法などを確認し出荷規格を統一しました。JAなす部会の大河原繁部会長は「収穫作業は熱中症対策をしっかりと行い、消費者から安心・信頼されるように出荷規格を守って市場出荷してほしい」と話しました。農業改良普及課の伊藤緑専門員は「農薬の適正使用を守り、しっかりと害虫防除をして質の良いものを出荷してほしい」と話しました。
JAなす部会は44戸の農家が3.0㌶の畑でナス「筑陽」を栽培。6月中旬から出荷し、約5カ月にわたる長期間で150㌧の出荷を予定しています。「筑陽」はボリュームがあり消費者や市場からも好評で、豊田市内の学校給食にも使われています。
写真=出荷規格を確認する部会員ら