JAあいち豊田は6月17日、豊田市上郷地区の水田で「水稲青空教室」を開きました。JA管内には平坦地から中山間地に至るまでさまざまな条件の水田があるため、地域に合わせた指導を行っています。この日は、平坦地の「コシヒカリ」を対象に教室を開き、水稲農家や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員、JA職員ら合わせて21人が参加しました。
教室では、農業改良普及課の上畑茜技師が生育状況や、カメムシの防除方法、中干し後の入水時期などを説明しました。また、JA営農相談課の藤井潔専門技術員は「今年は上郷地区をはじめ、カメムシの発生が例年少ない地域においても被害が懸念される。説明した防除方法を適期に行ってほしい」と話しました。農家らは、積極的に質問をするなど、意欲的に教室に参加しました。
水稲青空教室は毎年この時期に開催し、今年は6月4日から7月18日までに管内の各地域43会場で水稲農家約450人が参加する予定です。JAでは青空教室を通じ、品質の高い米づくりをサポートする体制を整えています。
写真=説明を聞く農家ら