JAあいち豊田助け合いの会「ふれあいの輪」は6月30日、豊田市西町にあるJA本店ふれあいホールでフォローアップ研修会を開き、会員69人が参加しました。これは、助け合いの会が行うミニデイサービスなどの助け合い活動を円滑に進めるための知識向上や会員相互の親睦と交流、会員が元気で健康的に活動を続けられるようにサポートすることが目的です。
この日は、豊田市健康づくり応援課の青山純子保健師と伊藤真菜華保健師を講師に招き、第一部「からだを動かそう!」と第二部「健康講話(フレイル予防)」を開きました。第一部ではタオルを使って、日頃動かさない筋肉のストレッチ体操をし、第二部では健康と要介護の中間にあたる状態の「フレイル」を予防するポイントなどを学びました。参加者の一人は「自宅でも続けやすい体操だった。いつまでも健康に過ごすために、普段の生活を見直すきっかけになる機会となった」と話しました。助け合いの会の久野ひとみ会長は「会員が無理なく楽しく活動を続けられることが大切。この研修が明日への力、学びとなるといい」と話しました。
JA助け合いの会は、7つの支部があり128人が所属しています。支部ごとに助け合い活動を通じて安心と豊かな暮らしを築くことを目的にミニデイサービスや病院ボランティアを行っています。昨年度はミニデイサービスを61回開き、病院ボランティアを159回行いました。今年度はミニデイサービスを67回開くことを目標とし、地域の特性を生かした活動を行っていきます。
写真=タオルを使って体操をする会員ら