JAあいち豊田ぶどう部会高岡ぶどう部会は7月10日、豊田市前林町にあるJA前林カントリーでブドウ「デラウェア」の目ぞろえ会を開きました。今年は春先の低温で生育は昨年より遅い傾向でしたが、6月の高温もあり順調に進んでいます。着色にムラはありますが計測したブドウの最高糖度は22度超と高く、例年通り高糖度な仕上がりです。出荷は7月14日から始めました。
この日は部会員をはじめ、市場関係者や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員、JA職員合わせて10人が参加。市場関係者が他産地の果物出荷状況を説明し、農業改良普及課の山本三鶴主任が収穫期の栽培管理を説明し、適度なかん水や病害虫防除に気をつけるよう指導しました。その後、部会員が持ち寄ったデラウェアをサンプルに大きさや着色、糖度、酸の抜け具合を試食して確かめ、出荷開始の時期を話し合いました。
JAぶどう部会高岡ぶどう部会の福岡秀孝部会長は「市場関係者の話をよく聞いて、消費者に喜ばれるブドウを出荷したい」と話しました。
JAぶどう部会高岡ぶどう部会は11戸の農家が面積105㌃でブドウを栽培。昨年は「デラウェア」を2.4㌧、「巨峰」を1㌧出荷し、今年も同量の出荷量を予定しています。
写真=出荷規格を確認する部会員ら