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人気の黄桃「黄美娘」出荷始まる/黄美娘・なつっこ目ぞろえ会/JAあいち豊田桃部会

2025.07.18

 JAあいち豊田桃部会は7月18日、豊田市四郷町にあるJA選果場で、黄桃「黄美娘」と白桃「なつっこ」の目ぞろえ会を開きました。生育は昨年より6日遅れていますが、両品種とも糖度や着色など例年通り品質の良い桃に仕上がっています。19日から荷受けを始めました。
 黄美娘は黄色の果肉で、濃厚な味のとろけるような食感が特徴。なつっこは大玉で、酸味が少なく甘みが強いのが特徴です。
 この日は、部会員をはじめJA職員や市場関係者などが参加。市場情勢や他産地の果物の情報を共有した後、部会員が持ち込んだ桃をサンプルに熟度や形状など食味を確かめながら出荷規格を確認しました。JA桃部会の森安孝部会長は「ここ数日で待望の雨が降った。白鳳の出荷量が伸びず、市場の方にはご迷惑をおかけしているが一生懸命出荷していきたい」と話しました。
 JA桃部会は52戸の農家が合わせて57.6ヘクタールのほ場で8品種の桃を栽培。豊田市をはじめ、名古屋市・岡崎市・静岡県浜松市などの市場に「とよたの桃」として出荷します。また、JAグリーンセンターやJAのネットショップ「MEKIKI」でも取り扱い、「ゴールデンピーチ」などの晩生品種が終わる9月中旬まで順次出荷され桃のシーズンは続きます。

写真=出荷規格を確認する部会員ら