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甘みの強い桃「川中島白桃」出荷始まる/川中島白桃目ぞろえ会/JAあいち豊田桃部会

2025.07.28

 JAあいち豊田桃部会は7月28日、豊田市四郷町にあるJA選果場で、桃「川中島白桃」の目ぞろえ会を開きました。生育は昨年より6日遅れていますが、例年通り品質の良い桃に仕上がっています。川中島白桃は大玉で、甘く硬めの食感が特徴。31日から荷受けを始めました。
 この日は、部会員をはじめJA職員や市場関係者などが参加。市場情勢や他産地の果物の情報を共有した後、部会員が持ち込んだ桃をサンプルに熟度や形状など食味を確かめながら出荷規格を確認しました。JA桃部会の森安孝部会長は「白鳳の出荷が順調で、市場も高単価での販売をしてもらい感謝している。暑い日が続いているが、気をつけて頑張っていきたい」と話しました。JAからは、部会員への営農支援として無料の土壌診断の案内などをしました。
 JA桃部会は52戸の農家が合わせて57.6ヘクタールのほ場で8品種の桃を栽培。豊田市をはじめ、名古屋市・岡崎市・静岡県浜松市などの市場に「とよたの桃」として出荷します。また、JAグリーンセンターやJAのネットショップ「MEKIKI」でも取り扱い、「ゴールデンピーチ」などの晩生品種が終わる9月中旬まで、桃のシーズンは続きます。

写真=出荷規格を説明するJA職員