みよし市果樹組合共撰ぶどう部は7月29日、みよし市三好町にあるJAあいち豊田グリーンステーション三好でハウス栽培のブドウ「シャインマスカット」の目ぞろえ会を開きました。シャインマスカットは、見た目が鮮やかで糖度と酸度のバランスが良く、マスカットの芳醇な香りが特徴で皮ごと食べることができる品種。今年は少雨の影響が心配されましたが生育は順調に進み、病害虫の被害も少なく高品質な出来に仕上がっています。出荷は7月30日から始まりました。
この日は共撰ぶどう部部員をはじめ、市場関係者とJA職員ら合わせて12人が参加。市場情勢や他産地の果物の情報を共有した後、部員が持ち寄ったシャインマスカットをサンプルに重量や糖度、色味、食味など出荷規格を確認しました。共撰ぶどう部の岡本清則部長は「今年も立派なシャインマスカットが並んだ。規格をもとに良いものを出荷していきたい」と話しました。参加した部員らは今後の栽培管理などについて活発に質疑や意見を交わしました。
みよし市果樹組合共撰ぶどう部は、デラウェアや巨峰を中心に栽培しています。部員数12人のうち7人の農家が約97㌃で「シャインマスカット」を栽培。共撰出荷は今年で6年目となり、市場からの評価も高いです。今年は約8㌧の出荷量を見込んでいます。
写真=出荷規格を確認する部員ら