JAあいち豊田は8月9日、JAあいち豊田フレッシュミズサークル「ミューズ」の第5回講座「夏休みおつかいチャレンジ!家族でカレー作り」を開き、夏休みの思い出作りにと子どもを連れた6家族19人が参加しました。これは食や農業に関心のあるおおむね45歳くらいまでの女性組合員を対象とした講座で、JA管内で栽培する農産物への理解とJAを身近に感じてもらうことが目的。また、親子で参加してもらうことで食育につなげます。
この日は、豊田市松平志賀町にある松平料理教室で講座を開きました。JA組合員振興課職員とJA女性部松平支部の部員がスタッフとしてサポートしました。JA職員がカレーに入れる定番な野菜(ジャガイモ、ニンジン、タマネギ)の新鮮でおいしいものの見極め方を説明した後、料理教室に併設するグリーンセンター松平店でご飯とカレールー以外の材料の買い出しからスタート。各々の家庭で作る調理方法でカレー作りが進められました。2歳から中学1年生までの参加した子どもは、母親に教えてもらいながら慎重に包丁や鍋を扱っていました。カレーの具材は定番のもの以外にピーマンやナス、トマト、カボチャなどの夏野菜を入れる家庭もあり、ルーと一緒に煮込んだり、焼き野菜にして別添えするなどさまざまに楽しみました。その後は作ったカレーを食べ、女性部松平支部特製の松平産の梅で作った梅ゼリーや規格外の豊田市産の桃を使ったコンポートがふるまわれました。野菜に関するクイズの出題もあり盛り上がりました。参加した子どもは「具材を切るのが難しかった」「お家で食べるカレーと違って、自分で作ったからよりおいしかった」などと話しました。親は「子どもと一緒にゆっくり料理する機会がなかなかないから楽しかった」「子どもが普段は食べないタケノコをカレーに入れたら食べるという話を聞いて、各家庭の工夫がとても参考になった」と好評でした。
フレッシュミズサークル「ミューズ」は2015年から活動を始め、次世代のJAファン作りやJA活動へのさらなる理解促進を目的としています。今年度は年間12講座が開かれ、次回は9月6日に『JA女性部に学ぶ「防災食」作り』を予定しています。
写真=母親と一緒にジャガイモを慎重に切る子ども