JAあいち豊田いちじく部会は8月7日、豊田市西町にあるJAあいち豊田本店ふれあいホールでイチジクの目ぞろえ会を開きました。部会員らが持ち寄ったイチジクをサンプルに出荷規格を統一しました。今年は夏の高温の影響で例年よりも生育が早まっています。ハダニ類やアザミウマ類の発生が一部で見られるが被害はほとんどなく、順調に進んでいます。出荷は8月8日から始めました。
この日は、JAいちじく部会員をはじめ市場関係者やJAあいち経済連、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課、JA職員合わせて47人が参加しました。部会員が持ち寄ったイチジクを使い、市場関係者とJAあいち経済連が出荷規格を説明。品質にばらつきがないように選別・出荷作業を行うため、部会員は、見本として並べられたイチジクを見ながら色や傷・割れなどの出荷基準を細かく確認しました。また、部会員に生育状況を聞き取り、各集荷場の出荷開始日を決定しました。同部会のイチジクは西三河共計として11月上旬ごろまで「西三河のいちじく」として共同出荷します。
JAいちじく部会は36人が所属し、合わせて5.4ヘクタールで品種「桝井ドーフィン」などを露地栽培しています。今年も、昨年同様60トンの出荷を見込んでいます。
写真=出荷規格を確認する部会員ら