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暑い中でも丁寧な管理/ナス「筑陽」ほ場巡回/JAあいち豊田なす部会

2025.08.26

 JAあいち豊田なす部会は8月26日、6月中旬から出荷しているナス「筑陽」の防除が適切に行われているかを確認するため、みよし市莇生町にある部会員のほ場巡回を行いました。生育は部会員の適切な管理により病害虫被害も少なく順調です。
 この日は、部会員と愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の職員とJA職員の3人が参加し、生育状態や病害虫被害の有無を確認しました。同農業改良普及課の伊藤緑専門員は「この夏は暑くて降雨も少なく害虫の出やすい大変な時期だが、部会員の丁寧な管理が感じられた」と話しました。JAのみよし施設園芸センターMGMI~恵み~での研修を経て、就農して5年目となる部会員の小森園由紀さんは「県普及課やJAの職員にはいつもアドバイスをもらえて助かっている。周りの方にも作業を手伝ってもらっているので、暑い中だが自分なりにも頭を使いながら頑張って栽培したい」と話しました。
 JAなす部会は44人の農家が約3ヘクタールでナス「筑陽」を栽培。ボリュームがあり消費者や市場からも好評で、豊田市の学校給食にも使われています。10月下旬まで出荷され、今年は160㌧の出荷を見込んでいます。

写真=生育状態を話し合う伊藤専門員(左)と小森園さん(右)