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農業者にこそ必要な話法を学ぶ/ペップトーク研修会/JAあいち豊田青年部次代の会

2025.09.10

 JAあいち豊田青年部次代の会は9月10日、豊田市西町のJA本店で人を励ましやる気を引き出す言葉がけを学ぶペップトーク研修会を開きました。会員で構成する研修委員会が企画した本研修には、会員や管内農業者24人が参加し、モチベーションや良好な人間関係を構築する話法を学びました。
 研修は、一般財団法人日本ペップトーク普及協会の三森啓文氏を講師に迎え、「ひと声で変わる!仲間と未来を動かす言葉のチカラ~農業の現場にこそ必要なペップトーク~」をテーマに、約2時間かけて行いました。ペップトークとは、人を励ましやる気を引き出す言葉がけを意味し、参加者は各グループに分かれ、終始和やかな雰囲気でペップトークを実践しました。参加者の1人は「日々農作業で疲れたり、思ったような収量が挙げられず悩むこともある。今日の研修を生かして、自分や仲間を励ましながら取り組んでいきたい」と話しました。
 JA青年部次代の会は2015年2月に設立。さまざまな作物を生産している20代~40代の若手農業者が所属します。設立から10年の節目を迎え、今年度は記念事業として視察研修を計画しています。また、農家同士の交流や軽トラ市への出店、JA役員との意見交換などを通じて、地域農業の活性化や地域社会に根ざした農業の実現を目指しています。

写真=動作をつけてペップトークを実践する会員ら