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故人の布団や思い出の品々44件を供養/布団供養祭/株式会社JAあいち豊田サービス

2025.09.11

 JAあいち豊田の子会社で葬祭事業を行う株式会社JAあいち豊田サービスは9月11日、豊田市上郷町のやすらぎホール上郷で布団供養祭を開きました。故人が生前使っていた布団など、遺族から依頼のあった44件分の遺品を丁寧に供養しました。この取組みは今年で8年目となります。
 これは、故人の布団の処分に困っているという同社で葬儀を行った利用者の声を受けて始めた取組みで、年に2回開催しています。
 この日は、豊田市広美町にある真宗大谷派の聞名寺の住職がお経を唱え、同社社員が焼香しました。49件の布団のほか、思い出整理のために2年前から始めた故人が大切に愛用していた品々を入れた「思ひで供養パック」5件も供養しました。祭壇には、JA管内で採れた農作物の加工品で作った地産地消のふるさと特産加工品篭盛をそなえました。同社の藤井昭弘さんは「故人をしのび丁寧に供養した。今後も組合員のニーズに対応し、喜ばれる活動を続けて地域に貢献していきたい」と話しました。次回の布団供養祭は3月19日に同やすらぎホール上郷で開催する予定です。
 株式会社JAあいち豊田サービスは葬儀のほか、お墓参りや墓掃除の代行をする「お墓のお掃除代行サービス」や年に1度「人形供養祭」を行い、組合員や地域住民に喜ばれる活動に積極的に取り組み、社会貢献に努めています。

写真=丁寧に供養する住職と焼香する同社社員