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241人が参加/日ごろの活動の成果を発表し部員同士の交流図る/JAあいち豊田女性部フェスティバル

2025.09.23

 JAあいち豊田女性部は9月23日、豊田市西町にあるJA本店ふれあいホールで女性部フェスティバルを開きました。これは、女性部8支部で活動する部員同士が集まり、交流や活動の活性化を図るためのイベント。部員241人が参加し、日ごろの活動の成果を発表しました。
 この日は、管内8支部の支部長が日ごろの活動内容を紹介しました。また、各支部活動を紹介するパネル展示や作品展示、各教室作品の販売会などを通じて情報交換や親睦を深めました。来賓として出席したJAの大河原真吾常務理事は「昨今はJAと組合員とのつながりの希薄化や組合員・女性部員の減少が課題だが、今後もJAの仲間づくりの一環として多くの人に共感してもらえる活動を続けてほしい」とあいさつしました。
 その後の研修会では、地域包括支援センターくらがいけの職員3人が「認知症サポーター養成講座」を行いました。これは、同センターが6月にJA高橋テラスで開催した認知症カフェでの取組みをきっかけにJAから依頼して実現しました。寺岡裕主任包括支援専門員が認知症の症状や予防方法、患者への対応方法などを体操や寸劇を交えて紹介しました。研修会終了後は、受講完了を証明し、認知症の正しい知識を持つ認知症の人を応援する人(認知症サポーター)と認定する「認知症サポーターカード」を受け取りました。参加した女性部員の一人は「家族や地域の人が認知症になった場合に、この研修で学んだことを思い出して自分ができることを対応したい」と話しました。
 JA女性部は934人の部員が在籍。JAを拠点とした女性の協同活動を通して、部員の健康で豊かな暮らしの実現と住みよい地域社会づくりを行うことを目的とします。手芸や生け花などの文化教室や料理教室、健康セミナーなどで、地域のふれあいの輪を基軸に活動しています。統括するJA組合員振興課は、多くの人に活動への理解を深めてもらうことを目的に昨年10月からインスタグラムを開設し、写真や動画を通して各支部の活動を発信しています。

写真=作品の販売会を楽しむ女性部員ら