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は種後の生育を確認/ヤマゴボウほ場巡回/JAあいち豊田山ごぼう部会

2025.09.25

 JAあいち豊田山ごぼう部会は、は種後の生育状況を確認するため部会員の畑を巡回する研修を開いました。同部会は環境が違う平坦地域と山間地域で栽培しているため、場所によって指導内容が異なるため別日程で研修を開いています。
 9月25日は、部会員をはじめ愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員やJA職員が参加し、平坦地域にある7人の部会員のほ場を巡回しました。ヤマゴボウは発芽率が他の作物より低く、生育初期の管理が栽培を大きく左右するため、発芽状況をよく確認しました。一部のほ場ではメイガ類の発生が見られ、大きな影響は出ていないが今後も気をつけるように呼びかけました。また、10月は例年に比べ高温になると予報が出ているため、ほ場の乾燥具合を確認しながらしっかりかん水をするよう伝えました。JA猿投営農センターの西川敬則さんは「生育はおおむね順調。雑草に栄養分を取られないよう除草をしっかり行ってほしい」と話しました。
 JA山ごぼう部会は、19人の農家が約38アールで栽培。ヤマゴボウは漬物用として人気があり、需要が高いです。昨年は約1.4トンを豊田市場に出荷し、今年も同量の出荷を目指します。次回は10月中下旬に仮堀りをして11月上旬に目ぞろえ会を開き、12月中旬ごろまで出荷する予定です。

写真=ほ場の状態を確認する部会員ら