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思い入れのこもった人形約7,000体を供養/人形供養祭/株式会社JAあいち豊田サービス

2025.09.28

 JAあいち豊田の子会社で葬祭事業を行う株式会社JAあいち豊田サービスは9月28日、豊田市足助町のやすらぎホール足助で人形供養祭を開きました。ぬいぐるみや節句人形など、前日の事前受付と合わせて、176世帯から約7,000体の人形が寄せられました。
 これは、2005年から同社が社会貢献の一環として毎年行っており、管内6カ所にある葬祭ホールのいずれかで年に1回開催しています。
 この日は、豊田市花沢町にある真宗大谷派の妙楽寺の住職がお経を唱え、人形を持ち寄った家族や同社社員が焼香しました。同社の藤本和正部長は「各家庭での思い出や、思い入れのこもった人形を寄せていただいている。心をこめて供養したい」と話しました。今回納められた志納料の一部は、10月7日に豊田市社会福祉協議会へ寄付をする予定です。
 また、ホール内外にブースを設け、実際の棺への入棺体験や地元食材を使ったキッチンカーの出店、墓石相談など、地元各店によるお楽しみイベントも行われました。
 株式会社JAあいち豊田サービスは葬儀のほか、お墓参りや墓掃除の代行をする「お墓のお掃除代行サービス」や年に2度「布団供養祭」を行い、組合員や地域住民に喜ばれる活動に積極的に取り組み、社会貢献に努めています。

写真=丁寧に供養する住職と焼香する参加者