ニューストピックス

地元素材でチーズ作り体験/JAあいち豊田女性大学(愛称「ぷちプリ」)・フレッシュミズサークル「ミューズ」

2025.10.04

 JAあいち豊田は10月4日、豊田市高橋町にあるJA高橋テラスで「豊田市初のチーズ工房『Faber』チーズ職人のチーズ作り」体験を開きました。同工房はみよし市の牛乳を使ったチーズを作っているため地産地消につなげようと企画しました。JAあいち豊田女性大学(愛称「ぷちプリ」)とフレッシュミズサークル「ミューズ」の受講生合わせて16人が参加しました。
 この日は豊田市若草町でチーズ工房『Faber』を営むチーズ職人の安田翔吾さんを講師に招き、ナチュラルチーズとプロセスチーズの違いやモッツァレラチーズの製造工程などを学び、牛乳に含まれる脂肪球を加工する前後のホモジナイズ牛乳(スーパーで買える牛乳)とノンホモジナイズ牛乳(生乳に近い状態の牛乳)の飲み比べをして味の違いを感じました。その後は、割けるモッツァレラチーズを講師の指導を受けながら作りました。参加者の1人は「お湯の温度をこまめに測ってこだわっていた安田さんの姿はまさに職人だと感じ、チーズの奥深さを知った貴重な体験だった」と話しました。ぷちプリやミューズを担当するJA組合員振興課の稲垣克彦課長は「若くして頑張っている方を応援したい。地元素材を使ったチーズなので地産地消につながるとうれしい」と話しました。「Faber」のチーズはJAネットショップ「MEKIKI」でも販売しています。
 ぷちプリは、家事や子育てに忙しい日々を送る女性に、「ちょこっと(ぷち)プリンセスな時間を過ごしてもらおう」と2012年に発足し、ミューズは2015年から活動を始めました。新たなJAファン層の開拓や仲間づくり、JA活動へのさらなる理解促進を目的とします。

写真=チーズ作りを学ぶ受講生ら