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肉厚なシイタケが勢ぞろい/シイタケの品評会

2025.11.07

 豊田市農産物ブランド化推進協議会は11月7日、出荷最盛期を迎えたシイタケの品評会を豊田市松平志賀町のグリーンセンター松平店で開きました。JA松平しいたけ部会が高品質のシイタケ1パックを6点出品。どれも肉質で形の良いシイタケが並びました。審査の結果、豊田市松平志賀町の黒柳鋼一さんが金賞を受賞しました。
 同品評会は、シイタケ生産農家の栽培技術向上を目指し、より良いものを消費者に提供するとともに地元農産物のPRと消費拡大を目的に開いているもの。JA産直施設やスーパーなどで開き、品質の高い地元農産物を来店客に見てもらうことで、農林畜産物の振興と消費拡大につなげています。
 審査は、市場関係者と豊田加茂農林水産事務所林務課職員の3人が担当。開き具合や厚みなどの外観を中心に一つ一つ丁寧に審査しました。銀賞は豊田市坂上町の杉山ちえみさんが、消費者賞は豊田市西岡町の前田雅子さんが受賞しました。審査員を務めた同事務所の職員は「今年の夏は猛暑だった割には夏の過ごし方がよく農家の努力がうかがえる。出品されたものはどれもかさと軸のバランスが良く香りも良いものばかり」と話していました。品評会に出品したシイタケは、豊田市滝脇町にある笑いの家ショートステイセンターに寄付されました。
 JA松平しいたけ部会は、6人の農家が所属。シイタケを菌床で栽培します。昨年度は約39万パックを出荷し、一部は地元の学校給食にも使われています。

写真=一つ一つ丁寧に品質を見る審査員