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農業用プラ回収/環境配慮農業を推進/JAあいち豊田営農生活部

2025.11.07

 JAあいち豊田営農生活部は、組合員が使用して不要になった農業用プラスチックや塩化ビニールなどの回収を毎年行っています。これは、組合員の営農活動をサポートし、地域環境に配慮した取組みとして毎年有償で実施しているもの。管内の営農センターなど10カ所の回収場所で事前に予約を受け付け、10月11日から11月15日まで順次実施しています。
 11月7日は、豊田市上郷町にあるJA上郷営農センターに、事前に申し込んだ組合員26人が合わせて約7219キログラムの使用済み農業用ビニールやプラスチック類などを持ち込みました。回収場所には鉢やホース、寒冷紗、除草剤容器などが次々に積まれました。組合員の一人は「初めて利用した。今までも処分に困っていたが、今年はたくさんの苗入れが不要になったので助かる」と話しました。持ち込まれた資材は、リサイクル業者などで洗浄処理を行い、工業製品などに再加工されます。
 JAは不要農薬の回収も行うなど、環境保全農業への取組みとして今後も回収を続けていきます。

写真=持ち込まれた農業用資材を回収するJA職員