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豊田市猿投地区の冬の特産品/ハクサイ収穫開始/JAあいち豊田猿投白菜部会

2025.11.12

 豊田市猿投地区で栽培するJAあいち豊田猿投白菜部会が、11月11日からハクサイの収穫を始めました。今年は、10月の暑さで生育に遅れがありますが、品質は良好で順調な仕上がり。収穫は12月に最盛期を迎え、翌年1月中旬まで続きます。今年は平年並みの約427トンの出荷を見込みます。
 12日は、豊田市御船町にあるJA猿投白菜部会の吉田清仁部会長の畑でハクサイ「黄づつみ」を収穫しました。収穫用の包丁を使って一玉ずつ丁寧に切り取り、葉の巻き具合を確認しながら作業を進めました。収穫したハクサイは、鮮度を保つためその場でサイズごとに段ボールに詰め、JA猿投営農センターに持ち込み、JA職員が検査した後に出荷します。吉田部会長は「猿投のハクサイは、甘みがありシャキシャキとしている。新鮮なものはサラダにして生で食べるのもおすすめ」と話しました。
 JA猿投白菜部会は、9戸の農家が所属し、合わせて6.3ヘクタールで黄芯系品種「黄ごころ」や「きらぼし」などのハクサイを栽培。カット販売を想定し、中心部がきれいな黄色で甘みが強い品種を選定しています。厳選された同部会のハクサイは、豊田市や名古屋市の市場へ出荷し、市場から高い評価を受けています。

写真=丁寧にハクサイの収穫する吉田部会長