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不要農薬回収/営農施設4カ所で実施/JAあいち豊田営農生活部

2025.11.12

 JAあいち豊田営農生活部は、組合員が持ち込んだ不要農薬の回収をしています。農薬は一般ごみとして捨てられない特殊な廃棄物のため、処分に悩む組合員から要望があり管内の営農施設で毎年実施しています。今年は11月6日から14日までJA営農施設4カ所で回収を行いました。
 JA高岡営農センターは11月12日、豊田市高岡町にある旧高岡営農センターで回収を実施。事前にJA広報誌などで回収日や費用を案内し、予約した組合員33人が合わせて1,589キログラムの使用期限切れや使わなくなった農薬を持ち込みました。センター職員は、受付や重量計測など担当ごとに分かれ、取り扱いに注意を払いながら内容物の確認・回収を行いました。農薬を持ち込んだ組合員は「長年倉庫に溜め込んでいて、処分に困っていた。スッキリできて助かった」と嬉しそうに話しました。4カ所合計では100人の組合員が2,676キログラムの農薬を持ち込みました。
 JAでは、環境保全型農業の1つとして、農業用使用済みプラスチック類の回収も行っています。今後も地域環境に配慮したSDGsの実現に取り組んでいきます。

持ち込まれた農薬を確認・回収するJA職員