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営農座談会で組合員へ情報提供やJAの認識を共有/JAあいち豊田

2025.11.18

 JAあいち豊田は11月11日から12月12日にかけて、管内28会場で組合員を対象に令和7年度営農座談会を開いています。これは、水稲栽培が終わったこの時期に毎年開いているもので、営農情報の提供にとどまらず組合員とJAの結びつき強化を目的とします。JAは組合員が期待する農業振興や事業に取り組むため、直接組合員と対話することを進めています。
 11月18日は同JA豊田営農センターが豊田市西町にあるJA本店で営農座談会を開き、組合員13人とJA役職員が参加しました。豊田営農センター職員が、今年度の水稲の作柄や次年作における高温対策と登熟向上の重点対策、病害・雑草対策の説明や栽培こよみの重要事項や変更点を伝えました。2027年度から切り替え予定の品種「あいちのこころ」について、切り替えに至った背景や今年作の試験栽培状況、今後のスケジュールを説明しました。また、動画で農作業中の事故や熱中症予防など安全対策の啓発を促しました。その後の質疑応答では、組合員から新品種「あいちのこころ」の栽培こよみや水稲の苗の受け取り方法について質問があり、JA職員が丁寧に回答しました。豊田営農センターの上田玲治センター長は「この座談会で理解を深めてより良い栽培につなげてほしい。組合員の所得向上に向け、JAとして今後もサポートしていきたい」と話しました。
 JAは、営農座談会で組合員から受けた意見や要望を今後の事業運営に生かし、より良い事業展開を目指していきます。

写真=JA職員の話を熱心に聞く組合員