JAあいち豊田山ごぼう部会は11月13日から、豊田市上原町のJA猿投営農センターで豊田市特産のヤマゴボウの集荷を始め、現在出荷のピークを迎えています。は種ごろの高温で発芽不良が心配されましたが、その後は天候に恵まれ生育は順調に進み、病害虫被害も少なく、上々の出来に仕上がっています。昨年と同程度の2.2トンの出荷を見込んでいます。
ヤマゴボウは、シャキシャキとした食感と豊かな風味が特徴で、味噌やしょう油につける漬物用として毎年需要が高いです。
集荷5回目の11月27日は、豊田市の豊田、猿投地区の同部会員5人が同センターに持ち込み、約70箱(1箱3キロまたは4キロ)が集まりました。集荷したヤマゴボウは、JA職員が太さや長さ、形、傷などを確認し検査しました。10年以上ヤマゴボウを栽培する同部会の部会員は「部会で勉強しながら、毎年ヤマゴボウを作っている。今年も上々の出来なので、多くの皆さんに食べてほしい」と話しました。JA猿投営農センターの西川敬則さんは「今年は、出だしから単価が高く推移している。このままの調子だとうれしい」と話しました。
JA山ごぼう部会は20人の農家が豊田市の平坦地から中山間地の52アールで栽培しています。12月下旬までに2.2トンの出荷を見込んでいます。JAグリーンセンターや産直プラザでも販売する予定です。
写真=ヤマゴボウの出来を確認する部会員とJA職員
















