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県内桃農家が集まり豊田市猿投地区で研究会/ 愛知県果樹振興会もも現地研究会/JAあいち豊田桃部会

2025.11.28

 JAあいち豊田桃部会は11月28日、豊田市舞木町にある森安孝部会長の桃園で「令和7年度愛知県果樹振興会もも現地研究会」を開きました。愛知県果樹振興会が主催する同研究会は、現地で剪定などの栽培管理を見学しながら意見交換を行うことで、県内の果樹農家の栽培技術を向上させることを目的に、2年ぶりに開催。県内の各JAが持ち回り、今年は11年ぶりに同JAが担当し、研究対象の果樹として県内でも有数の生産物である桃を選びました。
 この日は、JA桃部会や愛知県果樹振興会に加え尾張果樹振興会やJA豊橋、県や豊田市の職員ら合わせて97人が参加しました。産地の概要説明などの後、JA桃部会の森安孝部会長が剪定を実演しました。剪定する様子を参加者が見学しながら、剪定のコツや使用している資材などについて積極的に質問しました。参加した生産者は「剪定がとても速く、技術の高さを感じた。今日得たことを持ち帰り、活かしていきたい」と話しました。
 JA管内の猿投地区は県内でも有数の桃産地。JA桃部会は52戸の農家が57.6ヘクタールの桃園で8品種の桃を栽培します。

写真=剪定を実演する森部会長