JAあいち豊田地域開発部は12月1日から12月3日まで、JA本店で記帳相談会を開きました。これは、確定申告をスムーズに行うためにJAが管理しているアパートや駐車場のオーナーである組合員を対象に、取引を記録する帳簿や必要な書類を事前に確認するもので、2018年から毎年開催しています。
12月1日は、事前に案内をした組合員51組が訪れ、同部の職員や税理士法人スマッシュ経営の職員が個別に対応しました。記帳相談会を開くことで来年2月から始まる確定申告作業が半分ほどとなるため、申告に不安を抱える組合員と臨時税理士として確定申告繁忙期を迎えるJAにとっては欠かせない作業です。参加した組合員は自ら作成した帳簿内容の疑問点を質問したり、事業経営についての相談をするなど、2月にあるJA主催の確定申告相談会に必要な書類の記帳内容の確認をしました。相談した組合員の一人は「毎年必要書類が多くて難しいが、事前に相談に乗ってもらえるので安心。余裕をもって準備ができる」と話しました。
JAは、総合相談体制を強化して地域に選ばれ、各種専門家やJAグループとの連携で組合員や利用者の要望に沿った対応をしています。担当のJA地域開発部資産相談課の葛谷敬志課長は「少しでも不安や悩み事があったら相談してほしい。円滑なアドバイスや相談に対応できるよう心掛けている」と話しました。
写真=組合員の相談に対応する同部職員
















