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高品質な旬の冬野菜出そろう/豊田市農林畜産物品評会「冬の部」/豊田市農産物ブランド化推進協議会

2025.12.04

 JAあいち豊田や豊田市などで構成する豊田市農産物ブランド化推進協議会は12月4日、豊田市山之手にあるトヨタ生活協同組合(メグリア)本店の店頭で豊田市農林畜産物品評会「冬の部」を開き、ハクサイとサニーレタスを審査しました。今年のハクサイは、定植時の活着も良好で10月の降雨で肥大も進み、気温低下で締まりもよく良好な仕上がり。サニーレタスも病害虫の被害も少なく順調な生育で豊作の見込みです。審査の結果、ハクサイは瀬戸市の加藤靖信さん、サニーレタスは豊田市挙母町の森田賢さんが金賞に選ばれました。

 この品評会は、生産者がお互いに競いながら品質向上を目指し、より良いものをより安全に消費者に提供するとともに、農林畜産物の振興と消費拡大を目的に開いているもの。

 この日は、JA猿投白菜部会とJAサニーレタス部会の会員が丹精込めて栽培したハクサイ7点(2株1点)とサニーレタス3点(3株1点)を出品しました。愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課や市場関係者らあわせて4人が、形や色、そろいなどの項目に沿って一つ一つ丁寧に審査しました。ハクサイの銀賞は豊田市亀首町の梅村賢次さん、消費者の投票で決まる消費者賞には瀬戸市の一野靖行さん、メグリア賞には豊田市御船町の松村正博さんが選ばれ、サニーレタスの銀賞は豊田市秋葉町の賀来佑次さん、消費者賞には金賞を受賞した森田さん、メグリア賞には豊田市河合町の児玉賢一さんが選ばれました。審査した同課の武藤実月技師は「出品されたものは色やしまり、ボリュームなどにおいてどれも高品質なものばかり。生産者の丁寧な栽培管理がうかがえる」と話しました。

 品評会に出品された農産物は豊田市沢田町にある「障がい者支援施設小原寮」に寄付する予定です。

写真=ハクサイの色などを審査する審査員ら