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自転車の安全運転伝える/自転車交通安全教室/JAあいち豊田共済部

2025.12.16

 JAあいち豊田共済部は12月16日、豊田市保見町にある学校法人尾張学園豊田大谷高等学校でJA共済連愛知と豊田警察署共催の自転車交通安全教室を開き、各職員らや同校の生徒約450人が参加しました。これは、通学や日常生活で自転車の利用が高い中高生に、自転車交通事故の危険性を理解してもらうことが目的です。
 教室では、2026年4月1日から道路交通法の改正で、自転車を利用する人にも交通反則通告制度が導入されることを説明しました。また、スタントマンが「ながら運転」などの身近なルール違反の実例を演じ、何を違反しているのか生徒らに質問し、自転車の基本ルールを指導しました。その後、過去に実際あった死亡事故の再現、違反運転や飛び出しによる衝突事故、トラックの内輪差による巻き込み事故などを実演しました。自転車事故は被害者になるだけでなく加害者にもなる可能性があると、生徒らに自転車運転の危険性を呼びかけました。
 JA保見支店の柘植真司支店長は「交通事故の多くは日頃から少し気をつけていれば防げるもの。未来ある皆さんが、交通安全を意識するきっかけとしてほしい」と話しました。
 JA共済は、保障の提供と地域貢献活動を通じて健康で安心して暮らせる豊かな環境づくりのため、幼児向けのJA共済アンパンマン交通安全キャラバンや高齢者向けの交通安全教室を開くなど、さまざまな地域貢献活動を展開しています。また、JA共済部は小学校の新入学児童に黄色の交通安全傘を寄贈するなど、今後も地域の安全安心のため交通事故対策活動に力を入れていきます。

写真=自転車事故実演を見守る生徒ら