みよし市蔬（そ）菜園芸連合会秋冬作部会は１２月１９日、みよし市三好町にあるＪＡあいち豊田グリーンステーション三好で大根切干の目ぞろえ会を開きました。今年は夏の残暑で作付けを遅らせましたが部会員の丁寧な管理により、品質の良い大根切干に仕上がっています。１２月２６日から出荷を始めます。
　この日は、部会員をはじめ市場関係者やＪＡ職員ら合わせて１２人が参加しました。市場情勢や他産地の野菜の情報を共有した後、出荷規格をあわせるため、部会員が持ち寄ったサンプルの大根切干を基に、形状や色沢などを確認しました。また、加工途中や袋詰め作業時に起きやすい異物混入に関する注意点を確認しました。みよし市蔬（そ）菜園芸連合会秋冬作部会の光岡公利部会長は「みよしの風物詩とも言える大根切干。品質の良いものを作り高値で買ってもらえるようにしよう」と話しました。
　煮物やサラダへの需要が高い大根切干は、ダイコンを細切りにして天日干しで２～３日乾燥させます。天日干しする日を天気予報で確認しながら、白さが立つ大根切干を出荷できるように心がけ、手間ひまかけて作業をしています。今年は７戸の農家が約４８００キログラムを３月中旬まで出荷します。ＪＡグリーンセンターや産直プラザ、産直市場いこまい若林でも販売する予定です。

写真＝大根切干の出荷規格を確認する部会員ら