JAあいち豊田は12月22日、豊田市西町にある豊田市役所で開かれた「地域共生社会の実現に向けた重層的支援の推進に関する協定」締結式に出席しました。これは、高齢社会や人口減少に伴う問題に対し、市が全国でも先進的に取組んでいる身寄りのない高齢者への支援などを官民一体となって進めるネットワークを強化していくためのもの。
式には、JAの石川尚人代表理事組合長をはじめ、医師や弁護士の団体、豊田市社会福祉協議会など13団体の代表者10人と太田稔彦豊田市長が出席した。太田市長が、市民一人ひとりが幸せを感じられる社会を「ともにつくる」ことなどをうたった共同宣言を読み上げ、出席者が協定書に署名しました。JA石川組合長は「さまざまな事業で組合員と接する中、身寄りのない高齢者の問題は肌で感じている。この締結が豊田市の問題解決の一助となるよう誠心誠意取組みたい」と話しました。
市内では、医師会などがその人らしい最期を迎えられる地域医療の仕組みづくりを進めているほか、市社会福祉協議会を中心に、身寄りのない高齢者を支える仕組みづくりが始まっています。今後は、こうしたつながりを活かし、災害時を含めた重層的な支援を展開し、情報共有をしていきます。
写真=署名した協定書を見せるJA石川組合長(前列右)ら

















