JAあいち豊田豊田営農センターは1月28日、豊田・高橋地区の農家を対象に「鳥獣害対策基礎研修会」を開きました。午前と午後の2部に分けて開催し、合わせて20人が出席しました。管内の6割以上が中山間地に相当する豊田市の鳥獣害による2024年の被害額は1億4600万円。山間地に近い平地でも小動物が散見され、被害が増えていることから、豊田・高橋地区で今回初めて開きました。
この日の午後の研修は、豊田市高橋町にあるJA高橋テラスで開き、豊田市農業振興課農村担当の職員が鳥獣被害の現状と対策マニュアルを説明しました。2024年の高橋地区の被害状況は約460万円の被害額で、イノシシやシカなどの獣類による被害が全体の4分の3に及びました。担当職員は「被害があってからでは遅い。鳥獣を『寄せない、入れない、捕まえる』の3本柱に取り組み、早めの対策をしてほしい」と話しました。また、鳥獣害対策事業の補助金に関する支援制度などを説明しました。その後、電気柵の専門メーカーである株式会社末松電子製作所の営業担当者が、電気柵の仕組みや対策方法を実際の動画を交えながら説明し、製品の紹介もしました。参加した農家は「昨年の夏もウリ坊を22頭捕まえた。被害が減らなくて困っている」と話しました。JA豊田営農センターの上田玲治センター長は「コストもかかる上に根本的な解決策がなく難しい問題。農家の皆さんが育てた農作物を守るべく、JAとして今後も情報提供や支援をしていきたい」と話しました。
JAでは、毎年起きる鳥獣による農作物への被害を減少させるために、今後も対策を練っていきます。
写真=鳥獣害対策を学ぶ農家ら

















