JAあいち豊田について

令和4年8月号「資材高騰のこの時期こそ、地域農業の応援を」

2022.08.26

 稲穂が頭を垂れ、今年も米の収穫時期がやってきました。猿投地区で8月15日から「コシヒカリ」の稲刈りが始まり、各地区でも順次スタートしています。昨年よりやや早く始まった稲刈りは、「コシヒカリ」に続いて中山間地の「ミネアサヒ」、最後に学校給食にも使われている「大地の風」となります。9月上旬には、産直プラザやグリーンセンターのコメ米コーナーで地元産新米コシヒカリの販売が始まります。ぜひ味わっていただきたいと思います。

 

 さて、様々な商品が値上がりする中、農業に欠かせない肥料や農業資材の価格も高騰しています。日本農業新聞の記事によれば、農林水産省が公表した生産資材や農産物の価格変動を表す2021年の農業物価指数では、生産資材は前年より5%上昇し、統計が残る1951年以降で最も高い値となりました。一方、農産物の価格は前年より2.8%下がる結果となり、資材価格が高騰しても農産物の価格に適切に反映していない実態が明らかとなりました。
 多くの農産物は市場を通して消費者に届きます。市場流通は食品の安定供給にとって優れた仕組みですが、需要と供給のバランスで価格が決まるため、生産コストを価格に転嫁しにくい仕組みでもあります。
 このような状況だからこそ、食事に地元農産物を数多く取り入れていただきたいと思います。それが、この地域の農業を応援することになります。持続可能な地域農業の実現に、ぜひご協力いただきたいと思います。

 

 肥料価格の高騰による農業経営への影響緩和のため、政府が行う肥料価格高騰対策事業は今年10月の申請受付開始を予定し、現在は申請窓口等の体制整備を進めています。詳細が決まり次第、農業者の皆さんにご案内していきます。