JAあいち豊田について

令和4年10月「農業者にも関わるインボイス制度」

2022.10.28

 令和5年10月から消費税にかかるインボイス制度という新しい仕組みが導入されます。インボイスとは登録番号・適用税率・消費税額等、所定の記載要件を満たした請求書で、インボイスの発行または保存により、消費税の仕入額控除を受けることできます。消費税の控除に関して大きな変更となるため、農産物の出荷をする方には制度内容を把握しておく必要があると思います。そのため、組合員を対象としたインボイス制度の研修会を開催します。
 研修会は12月19日(月)にJA本店で開く予定で準備を進めています。また、JA広報誌でも制度の内容を説明する特集を計画していますので、インボイス発行事業者になるべきか、検討いただきたいと思います。

 

 以前、このコラムでも取り上げました国が実施する肥料価格高騰対策ですが、支援内容が決定し、間もなく受付が始まります。化学肥料の使用量の2割低減に向けて取り組む等の条件はありますが、販売農家の方は申請することで肥料価格高騰分の70%を国が支援します。また、愛知県と各市町村も肥料高騰の支援を行う予定がありますので、決まり次第ご案内します。
 JAは国の肥料価格高騰対策の支援対象となる組合員の皆さんに申請方法などを記載したご案内を順次郵送いたします。当JAで購入した肥料につきましては12月6日までに必要書類をJAに提出していただくことで、申し込みとなります。行政の示したスケジュールが当初の予定より遅れ、急な手続きとなりますが、ぜひ活用していただきたいと思います。