今年も６月に入り通常総代会の時期を迎えました。今年は、　６月２３日に第３１回通常総代会を開催いたします。６月８日、９日、１２日には全８会場で、総代会地区別事前説明会を開き、合わせて４９０人の総代にご出席いただき、多くのご要望やご質問をいただきました。対話の場があることで忌憚のない率直なご意見をいただきました。今後の事業活動に活かしていきたいと考えています。
　通常総代会では、令和４年度の事業報告及び剰余金処分案についてなど決議事項を８議案と附帯決議（案）を上程いたします。また、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための対策として、今年も昨年と同様に豊田市民文化会館大ホールで会場を設けました。総代の皆さまにはご出席いただきますようよろしくお願いいたします。

　さて、令和５年度から第１０次中期経営計画が始まります。これまでの３年間を振り返ると、新型コロナウイルスとの長い闘いがあり、さまざまな制限を受ける中での活動は、とても苦しいものでした。その中で、令和２年度から始まった第９次中期経営計画では、「食・農・くらしを基軸とする地域に根ざした農業協同組合として持続可能な農業の実現に貢献する」を目指す姿とし、多様な農家への支援につとめてきました。また、組合員の皆さまのご理解を得ながら農業振興に深くかかわるための経営基盤づくりに取り組み、「業務改善」と「事業再編」を進めてきました。

しかしながら、農業振興や経営改善には終わりがないと考えています。これらを踏まえ、第１０次中期経営計画は、現在の方向性を継承しながら「多様な農家への支援強化」「農業を支える経営基盤強化」「組合員との結びつき強化」を３つの柱に、食・農・くらしを基軸にする地域に根ざした農業協同組合として持続可能な農業に取り組んでいきます。

　また、この総代会の役員改選で新役員が決定し、新たな執行体制が始まります。新たな体制のもと、組合員の皆さまには今後も変わらぬご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。