JAあいち豊田について

令和4年6月「通常総代会の開催に向けて」

2022.06.07

 新型コロナウイルスの感染拡大により昨年・一昨年と書面による議決権の行使を呼び掛けていました通常総代会ですが、今年は総代の皆さんにご出席いただきたく、しっかりとした感染予防策を講じた上で開催するよう準備を進めております。ソーシャルディスタンスを保てるよう、会場は豊田市民文化会館大ホールとし、日程は6月24日(金)とさせていただきました。また、総代会地区別事前説明会は6月9日から13日にかけて少人数単位での開催を予定しています。重要な対話の場として総代の皆さまにはご出席をお願いいたします。
 第30回となる今年の通常総代会は、令和3年度の事業報告及び剰余金処分案についてなど決議事項を7議案と附帯決議(案)を上程いたします。また、令和3年度の決算につきまして、計画を上回る成果をご報告できることは、組合員の皆さまのご理解とご利用によるものと感謝しております。

 

 5月17日に発生しました明治用水頭首工の漏水に伴い、西三河地区に被害が広がっています。当JA管内では豊田市南部で農業用水の確保が困難となり、一刻も早い給水再開と被害を受ける農家への補償を求め、5月23日には東海農政局長へ、6月2日には豊田市長へ緊急要請をいたしました。
 5月25日からは農業用水の供給が一部地域で試験的に再開し、現在はブロック単位の給水となっています。農家の皆さんの営農に支障が出ないよう、復旧を強く願うばかりです。また、用水の供給不足によって収穫量や販売収入の減少が見込まれる農家は農業共済や収入保険の補償対象になることも示されました。愛知県は、供給停止で田植えが遅れ、新たに苗や農薬を購入しなければならない農家に対し、費用の全額を補助する考えを発表しました。また、豊田市は農地の面積に応じて1万、3万、10万円の見舞金を支給します。様々な被害が想定されるため、柔軟に対応いただけるよう継続して要望していきます。

 給水が再開されたあとも、農業・農作物への影響を農家の皆さんと情報共有し、JAとして協力していきたいと考えております。